2019年2月 がんセンターにたどり着くまで

たらい回しのイメージ2

またまた1週間後に皮膚科の診察を受けました。担当の女医さんが深刻そうに、私のわきの下を触りながら、大きなのリンパ節のシコリを見つけたようです。

皮膚科の部長さんが忙しそうに隣の診察室から出てきました。立ち話であれこれ難しい用語で説明されて最後に
「悪性リンパ腫の可能性もあるね。皮膚科で腫瘍を取り出す検査よりもまずエコー検査やらなきゃいけない」

「 IL2-R はやった?」

担当の女医さん「まだみたいです」

部長「整形外科ではだれに診てもらった?」 私「XXさんです」部長「あいつではダメだ」「〇〇氏しか診れないだろう」
「とにかくエコーと採血だね」

追加でわきの下のエコー検査と、採血でeIL2-Rを調べる検査をすることになりました。
(もっと早く検査してほしかった)

*もし、悪性リンパ腫かもしれないと心配でしたら、 採血の検査項目を医者に任せるのではなくIL2-R を調べる ように訴えることをお勧めします。私の場合は一般の採血項目では全て問題なしの結果でしたので、3人の医者は大したことないと判断していたのかもしれません。

1週間後に検査結果を聞きに行きました。

エコー:3cm以上のリンパ節数個の集合があり
採血: eIL2-R 1150と高値

血液検査とエコーの結果から、悪性リンパ腫の可能性が高いとのことで、さらに詳しく調べるには、専門の診療科がないため、
わきの下の手術をしてリンパ節生検をするしかないとのことでした。
そのためには3週間待たなければいけないとのことで、これ以上診たくないくない様子がありました。
「どこか専門を知っていればそこに紹介状を出します」
「どこかご存じないですか?」
「こちらもネットで調べることになります」
T総合病院は血液内科があることを知っていたので、では「T総合病院あてにお願いします」

T総合病院に連絡すると、患者からではなく診療所から直接の紹介が必要とのことで、
またまたかかりつけの診療上に行ってなんとか紹介状と予約を入れました。
ところが、なんと1ヶ月後になってしまうとのことで、これからまた1ヶ月間は痛みと不安に耐えなければいけないかと ショックを受けながら帰宅しました。

やはり1ヶ月は待てません。夜中も痛みと不安で眠れません。救急車を呼べばそのまま診てくれるかもしれないなどと夜中は考えていました。

日中は、もっと早く見てもらえる病院をネットと電話で探して探しまくりました。どこも患者からの電話では紹介状を持ってきても受けられないと断られます。痛みでスマホを長く持てなかったので、スピーカーモードというものがあって本当に助かりました。

やっと受け付けてくれたのが国立がん研究センターでした。最もハードル高く感じていたので、ここも患者からの電話では断られるだろうと思っていたのですが、他もないしダメもとでと電話したら、すんなり翌々日に予約できました。応対の感じも一番良かったです。
またまたかかりつけの医者に行ってがんセンター宛の紹介状を書いてもらいました。めんどくさがらずに紹介状を書いてくれたかかりつけ医には本当に感謝してます。


結果としては一番いい病院にたどり着きましたが、医者にかかってから1ヶ月以上も回されてやっとたどり着きました。
皆さんは同じ目に合わないようにしてください。悪性リンパ腫かもと思ったら、遠回りせずまず採血 IL2-R とエコーです。

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